YONGNUO YN560-III の設定(Mモード)、使い方
YONGNUO(ヨンノ)のマニュアルストロボ、YN560-III の設定(Mモード)、使い方について説明します。カメラのホットシューに取り付けて使用する場合の設定と、ラジオスレーブ(RF-603NII / RF-603CII)又はコントローラー(YN560-TX)を使ってワイヤレスで発光させるための設定を見ていきます。
YN560-III をカメラのホットシューに直接取り付けて発光させる場合の設定
Triggering Mode button
4つのボタンの左から3番目のボタンを押す毎にTriggering Mode がM(Multi)、S1、S2、RX と切り替わります。
カメラのホットシューに取り付けて使用するにはM(Multi) に設定します。
※画面左上にストロボマークが表示されるようにします。
Mode switch button
Triggering Mode がM(Multi) のとき、2番目のボタンを押す毎にモードがM、Multi と切り替わります。
YN560-III をマニュアルで使う場合はMに設定します。
YN560-III をRF-603NII / RF-603CII / YN560-TX を使って無線で発光させるための設定
Triggering Mode button
4つのボタンの左から3番目のボタンを押す毎にTriggering Mode がM(Multi)、S1、S2、RX と切り替わります。
RF-603NII / RF-603CII / YN560-TX を使ってワイヤレスで発光させるにはRX に設定します。
※ディップスイッチのマークが表示されているのがRX です。
Mode switch button
Triggering Mode がRX のとき、2番目のボタンを押す毎にモードがM、Multi、-- と切り替わります。
YN560-III をマニュアルで使う場合はMに設定します。
Channel Dip Switches
特に必要なければ出荷時のままでOKです。
Triggering Mode がRX のとき、3番目と4番目のボタンを同時に押すとチャンネル設定を変更できます。十字キーの左右ボタンで、Ch1~16 まで、RF-603NII / RF-603CII / YN560-TX の設定に合わせます。(出荷時はYN560-III もRF-603NII / RF-603CII / YN560-TX も、Ch1になっていると思います。)
Zoom とOutput の設定
ZOOM button
4番目のボタンを押す毎に24mm~105mmまで切り替わります。
Adjust Output
上下左右のボタンでOutput を1/1~1/128まで設定します。(左右で1段、上下で1/3段)
その他設定
Advanced Options Setting
1番目と2番目のボタンを同時に押すとAdvanced Options Setting の設定を変更できます。
GRP
2番目と3番目のボタンを押してもYN560-III 単体では何も起こりません。YN560-TX というコントローラーによりYN560-III をアクティベートするとGRPが有効になります。
おわりに
YONGNUO YN560-III の設定(Mモード)について、カメラのホットシューに取り付けて使用する場合の設定と、RF-603NII / RF-603CII / YN560-TX を使って無線で発光させる場合の設定を見てきました。
ホットシューに取り付けて使う場合は3番目のボタンを押してストロボマーク+M(Multi)を表示させてから、2番目のボタンを押してMに設定します。
RF-603NII / RF-603CII / YN560-TX を使って無線で発光させる場合は3番目のボタンを押してディップスイッチのマークが表示されるRX に設定してから、2番目のボタンを押してM に設定します。ストロボとラジオスレーブのチャンネルが合っていることを確認してください。
Mモードの使い方はZOOM と出力の設定だけですので簡単ですね。