はじめに
飲食店のホームページに使う料理写真を撮りたいという動機から料理写真教室を探したのですが、この本を読んでフェリカスピコ体験教室の受講を決めました。
こんな本
中をあけると「こんな写真が撮りたい!」と思うような写真が沢山。そんな写真を撮るために「10のコツ」を知ることが大事だと教えてくれます。この本は料理専門の写真教室「フェリカスピコ」の教科書としても使われているのですが、著者佐藤朗氏の生の解説を聞いているような臨場感も感じられます。
この本のポイント
- 太陽の光(自然光)で撮る方法に絞っている!
ストロボも三脚も要りません。カメラと手作りのレフ板があれば大丈夫です。 - おいしく見せるためのスタイリングも重視
撮る技術だけじゃなく、盛付け、アングルなどスタイリング技術も教えてくれます。 - 料理専門の写真教室フェリカスピコのレッスンの臨場感
佐藤朗先生のわかりやすく熱いレッスンを再現しています。
10のコツの中から・・
私は特に3つ目のコツ「柔らかい光で撮る」がとても大事だなと思っています。本の中で、佐藤朗氏はこう書いています。
人間の目はとても優れていて、例えば、窓から見た屋外の明るい景色と薄暗い部屋の中といった、明るい場所と暗い場所を同時に認識することができます。その点、カメラは不器用で、光が強すぎると、明るい場所か暗い場所のどちらか一方しか写すことができません。・・・
そして解決する方法を教えてくれます。
「光を柔らかくする」
クロスやテーブルに落ちる影を見て、影が濃かったら窓からの光をレースのカーテンなどで遮ります。
- レースのカーテンで光をふんわりと拡散させる
影がふんわり柔らかいグラデーションになります。 - レースのカーテンが用意できないときは、窓からテーブルを2~3m離す
柔らかい影のできる位置を探りながらテーブルの位置を後方にズラします。
こうして食材の色や質感、クロスの布の風合いもしっかり認識できる写真になるのです。
こういうコツを10個知れば、それはいい写真が撮れる!という気がしませんか。
参考サイト
料理専門の写真教室フェリカスピコ サイト
http://felica-spico.com/
体験教室にはこちらから申し込みができます。
Felica Spico (料理の写真教室) Facebookページ
https://www.facebook.com/felica.spico
体験教室の開催予定、お料理写真撮影のコツなど、最新の情報を受け取れます。
おわりに
本の中で佐藤朗氏は、「料理写真には、じつは静物撮影のすべての基本が詰まっています。料理写真のために覚えたスキルをいくつか生かして、雑貨、植物、人物などを撮ってみてください。・・・」と書かれています。
私も普段から「10のコツ」を意識して撮影するようになりました。ストロボを使うことも多いのですが基本的なことは全て共通するように思います。
「もっとおいしく撮れる!お料理写真10のコツ」を読んで、できれば料理専門の写真教室フェリカスピコの体験教室にも参加してみてください^^