iPhoneとつなぐ小さなフラッシュGodox A1の使い方!

Posted on 2018年1月3日

2018.1.12【NEW】 「iPhoneでも使える!Godoxの一眼用のストロボ」の項に不備があり修正しました。 コメントくださった方、ありがとうございます!

室内できれいに撮るために小さなフラッシュGodox A1を使う

iPhoneで撮影するとき、明るい自然光が入るお部屋ならとてもきれいに撮影できると思います。
けれども暗くなった夜、部屋のあかりで撮ろうとすると、ブレたりノイズが多くなったり、思うように撮れないことが多くて、夜撮影するのを諦めている人もいるかもしれません。

iPhoneに小さなフラッシュGodox「A1」をつなげればいつでもきれいな写真が撮れるようになります。フラッシュをiPhoneと離れたところに設置できるところがポイントで、今までできなかった逆光で撮ることも簡単。光を自分で自由自在に作り出すことができるのです。

iPhoneでお手軽商品撮影!Godox A1のリモート発光イメージ

iPhone6S以降に対応・コンパクト・リーズナブル

Godox(ゴドックス)の「A1」はiPhone6S以降に対応しているコンパクトなストロボ(フラッシュ)です。手のひらサイズ、重さも110gしかありません。2018年1月現在の価格はAmazonで7900円です。Godoxというブランドはここ数年プロ向けのライティング機材をどんどんリリースしているメーカーです。

iPhoneSEとGodoxA1を並べてのイメージ

Godox A1とiPhoneSE

iPhoneとフラッシュ「A1」とは無線(Bluetooth、電波2.45GHz)で接続され、「A1」をiPhoneから離して光らせることができます。フラッシュ「A1」を自由に配置できるので、光を自由自在に作り出すことができるのです。

例えば「A1」を商品をはさんで奥側に置いてみましょう。逆光(半逆光でもOK)になりドラマティックな写真が撮れると思います。(iPhoneSEとA1による撮影例)

iPhone+Godox A1による撮影例(青樹舎硝子工房を主宰するガラス作家貴島雄太朗氏の作品「削紋」)

青樹舎硝子工房、貴島雄太朗氏「削紋ロックグラス」

iPhone+Godox A1による作例-マカロン

マカロンをスタイリングして撮影

 

Godox A1の概要

外観(正面側)

GodoxのA1、本当に小さなストロボのイメージ

正面上のライトはフラッシュで、下のライトはLEDです。

操作部

Godox A1の操作ボタンイメージ

電源ONボタン 長押しで電源ONします。
セットボタン

押すと出力を変えられます。出力の数字のアンダーラインが点滅します。
(その他の役割もあります。)

セレクトダイヤル セットボタンを押した後、このセレクトダイヤルで出力を変えます。時計回り(CW)で出力大きくなります。(最大1/1)
反時計回り(CCW)で出力小さくなり(最小1/16)、OFFにもできます。
(その他の役割もあります。)
フラッシュテストボタン フラッシュをテスト発光します。
LED ON ボタン 押すとLEDが点灯します。出力は変えられません。もう一度押すと消灯します。
フラッシュテストボタンの左上の小穴 フリーズした場合などクリップの先などで強制シャットダウンする際に使います。

外観(背面側)

iPhoneとリモート接続できるコンパクトストロボGodox A1の外観(背面側)

背面にはマグネットが付いています。

コネクタ

Godox A1のコネクタ部外観イメージ

2.5mmシンクロコードジャック
USB Type-C
1時間でフル充電できます。長寿命の内蔵リチウムイオンバッテリーで取り外せません。

充電について

充電するときはPCのUSBやUSBハブからではなく、直接100Vのコンセントから以下のようなACアダプターを介して充電しましょう。

パナソニックのUSB出力、ACアダプター

スペック(抜粋)

Model A1
ガイドナンバー(1/1 フル発光時) Fn=8.1(ISO100・m)
フラッシュ出力 8W
フラッシュ色温度 6000K±200K
LED出力 1W
LED色温度 5600K±200K
電源 内蔵リチウムイオンバッテリー(3.8V/1000mAh)
フル発光回数 700
チャージ時間 2.5秒
外寸 80×65×23mm
質量 110g

技適マーク

技適マークもついているGodox A1イメージ

技適マーク(特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク)が付いているので日本国内で使うことができます。(R 211-170701

Godox A1の操作方法

iPhoneでA1を1台だけ使う場合は、グループ設定など買ったままの状態で何も設定を変えなくても大丈夫です。電源を入れるだけでOKです。複数台使うときはそれぞれ光量設定など分けたいと思うので、そのときはグループ設定など必要です。(以下に説明していますが簡単です。)
操作内容を細かく書いていますので使い方の確認、日本語マニュアル的に利用いただけると思います。商品には日本語表記の取説は付属していません。

1.電源を入れる

電源ONボタンを長押しします。

Godox A1の電源は、電源ONボタンを長押しします。

2.出力を設定する

セット(SET)ボタンを押すと、出力の数字の下のアンダーラインが点滅します。Godoxの送信機やiPhoneアプリからも出力設定変更できます。

セットボタンを押すと出力の数字の下にアンダーラインが点滅表示します。

アンダーラインが点滅している間にセレクトダイヤルを回して設定を変更、最後にセット(SET)ボタンを押して確定します。時計回り(CW)に回すと出力が1/16(光量小さい)から1/1(光量大きい)まで大きくなります。+0.3刻みです。

※例えば1/16の次は1/16 +0.3、次は1/16 +0.7、次は1/4となります。
(1/1が最大と覚えておくだけでOKです!)

セレクトダイヤルを回して出力設定を変更します。

反時計周り(CCW)に回すと最小値1/16の次はOFF設定になります。

出力の設定は最小値は1/16で、次はOFF設定になります。

3.モード、チャンネルなどの設定変更

セット(SET)ボタンを長押しすると、モード切替え画面を表示し、そこからセレクトダイヤルを1クリック回す毎に、チャンネル切替え、グループ切替え、ファームウェアアップデートモードに移ります。

MODE/ CH / GR / UPGFW切替え

モード切替え

モード切替え画面(MODE)でSETボタンを押すと、M、又はAのアンダーラインが点滅するので、セレクトダイヤルを回して切替え、最後にセット(SET)ボタンを押して確定します。

SETボタンを押すとM又はAのアンダーラインが点滅します。その間にセレクトダイヤルを回して、MかAに設定します。

チャンネル切替え

チャンネル切替え画面(CH)でSETボタンを押すと、数字のアンダーラインが点滅するので、セレクトダイヤルを回して切替え、最後にセット(SET)ボタンを押して確定します。CH1~32まで選べます。

チャンネルを切替えます。CH1~32まで選べます。

グループ切替え

グループ切替え(GR)画面でSETボタンを押すと、アルファベット又は数字のアンダーラインが点滅するので、セレクトダイヤルを回して切替え、最後にセット(SET)ボタンを押して確定します。GR A~F、0~9まで選べます。

グループはA~F、0~9まで選べます。

ファームウェアアップデート

ファームウェアアップデート画面でSETボタンを押すと、Nのアンダーラインが点滅します。セレクトダイヤルでYを選びます。

A1とパソコンをUSBで接続、UPGFW画面でYを選びます。

手順

  1. USBでA1とPCと接続
  2. ファームウェアアップデート画面に入ります。
  3. セレクトダイヤルでYを選びます。
  4. 電源ONボタンを長押し、ディスプレイ表示が暗転したら離します。
  5. ドライバーを先にインストールしてください。
  6. Complete the connection.
  7. Uprgrading.

4.フラッシュのテスト発光

フラッシュテストボタンを押すとフラッシュが発光します。

フラッシュテストボタンを押すとフラッシュが発光します。

5.LED ON ボタン

LED ON ボタンを押すとLEDが発光します。もう一度押すと消灯します。

LED ON ボタンを押すとLEDが発光します。もう一度押すと消灯します。

5.電池残量表示

モード、グループ、出力を表示しているとき(電源ONしたときの表示と同じ状態)にセレクトダイヤルを回すと電池残量を表示します。

セレクトダイヤルを回すと電池残量を表示します。

充電について

充電するときはPCのUSBやUSBハブからではなく、直接100Vのコンセントから以下のようなACアダプターを介して充電しましょう。

パナソニックのUSB出力、ACアダプター

アプリ「GodoxPhoto」の操作方法

取り急ぎテキストだけですが操作方法を説明しています。追って写真付きに更新します^^/ 

アプリのインストール

iPhoneのApp Storeから「GodoxPhoto」をダウンロード、インストールすると、フラッシュ「A1」をiPhoneでコントロールできるようになります。

GodoxのアプリインストールQRコード

アプリをiPhoneで開きます。

ブルートゥース / Bluetooth

Home > Bluetooth

最初にiPhoneとフラッシュ「A1」をBluetooth接続します。

  1. フラッシュ「A1」の電源をONします。(電源ボタン長押し)
  2. Home画面でBluetoothをタッチします。
  3. Bluetooth IDを見つけてくれるのでタッチします。
  4. パスワードの入力を求められます。
    初期パスワードは「000000」です。

これでiPhoneと「A1」が無線接続されました。

フラッシュ / Flash

Home > Flash

A、B、Cと書かれています。Aを選びます。

Group A

Home > Flash > Group A

購入したままの状態のフラッシュ「A1」はGroup Aに設定されています。
モード、光量を設定をします。

Mode

画面少し下にModeという項目があります。Manualを選びます。(Autoは使いません)

出力設定

- 1/16 +

真ん中の数字はフラッシュの出力です。
1/1が最大、1/16が最小です。
※アプリでは1/64まで設定できますが、フラッシュA1の設定範囲は1/16が下限なので、1/16以下の設定は全て1/16に設定されます。

「ー」「+」で出力を変えられます。とりあえず1/8くらいに設定してみましょう。
フラッシュ「A1」のディスプレイを見てみてください。アプリの出力表示と同じ表示になっています。
※アプリの「Standby」がON(オレンジでスイッチがON)になっているとフラッシュ「A1」はOFFになります。

Mod.light

Mod.lightはPROPのままでOKです。

Camera / 撮影画面

Home > Camera

設定

画面右下の歯車のボタンをタッチします。

ISO 

25~1800まで設定できます。25に設定しましょう。

Shutter 

1/45~1/5まで設定できます。1/45に設定しましょう。

ホワイトバランス 

フラッシュに設定しましょう。
画面の左上(ISOの下)に◯印で囲まれたマークのボタンがあります。タッチしてください。
ホワイトバランスの設定を変えることができます。AWB・曇り・フラッシュ・太陽光・蛍光灯・蛍光灯2・電球と変えることができます。色味はAWBは自動、曇りが暖色系(アンバー)で、電球は寒色系(ブルー)になります。

撮る

あとは撮りたいところをタッチ、ピントが合ったらシャッターボタンを押すだけです。
フラッシュ「A1」を置く場所を変えたりして、トライしてみてください。

周辺アクセサリー

撮影に便利なアクセサリーを紹介します。

ミニ三脚

マンフロットのミニ三脚はシンプルで使いやすいです。

自撮り棒

自撮りをするためではなく、A1やiPhoneを自由に設置するために使います。手元に三脚用ネジ穴が切ってあるのがポイントです。このネジでミニ三脚に接続できます。

スマホホルダー

iPhoneを三脚に固定するためのホルダーです。マンフロットの製品はやはりしっかりしてます。

Godox A1+iPhoneで撮影するワークショップ

フラッシュははじめてという方から一眼レフでライティングの経験がある方まで、Godox A1を使ったiPhoneでの撮影を体験するワークショップを2018年3月頃開催予定です。開催場所は浅草橋、練馬を予定しています。
詳細決まりましたらこちらでお知らせします。

iPhoneでも使える!Godoxの一眼用のストロボ

Godox「A1」と併用すればGodoxの一眼用のストロボもiPhoneのストロボとして発光させることができます。「A1」より光量が必要なときに利用できます。

一部不具合?あり。
一眼用のストロボはGroupAに設定した「A1」と例えばGroupBに設定した一眼用のストロボで、アプリからはそれぞれ別々の出力設定をすることができないようです(iPhoneSEの場合)。一眼用のストロボは手動で設定すれば、それぞれ任意の出力に設定できます。
※アプリからはグループを分けず全て同じ出力に設定することはできるようです。

※この部分、説明わかりにくくすみません・・^^;

以下、iPhoneのストロボとして利用できるGodoxのストロボをいくつかご紹介します。

Godox V850II

受信機(Godox 2.45GHz)内蔵のマニュアルクリップオンストロボです。iPhoneでも使える他、ニコン、キヤノンを始めとして、ソニー(ユニバーサルホットシュー)、富士フィルム、オリンパスなど、ほとんどのメーカーのカメラで使えます。各メーカーのフラッグシップのストロボに並ぶか、それ以上の大光量、加えてフル発光時のチャージ時間1.5秒と早く、プロカメラマンも多く利用しています。TTL、HSSには対応していません。

Godox V860II

受信機(Godox 2.45GHz)内蔵のTTL、HSS(ハイスピードシンクロ)対応クリップオンストロボです。Godoxにはより安価な商品もあるのですが、このV860IIはV850のTTL、HSS対応版、大光量、チャージ時間速くプロカメラマンも多く利用しています。
iPhoneではマニュアルストロボとして使えます。TTL、HSSは各カメラメーカー毎に仕様が違ってくるのでメーカー専用のものを選ぶ必要があります。

キヤノン用 V860IIC

ソニー用 V860IIN

Godox AD200

商品撮影で有名なプロカメラマンも使用する機材。大光量、チャージも早い。LEDモデリングランプやフラッシュチューブヘッドは先のV850IIやV860IIにない魅力。

ニコン用送信機セット

ソニー用送信機セット

ニコンやキヤノンのストロボもiPhoneで使う

Godoxの受信機X1Rに接続すれば、ニコンやキヤノン、ニッシンのストロボもiPhone用のマニュアルストロボとして使うことができます。TTL、HSSなどは使えません。(こちらも一眼用のGodoxのストロボと同様に「A1」と併用する必要があります。)

Godoxの受信機「X1R」

ニコン用 X1R-N

A1を一眼レフ用のストロボとして使う

「A1」を一眼レフ(ミラーレス)用のストロボとして使うこともでき、カメラ側にGodoxの送信機を用意すればOKです。受信機はA1に内蔵されています。

GodoxのTTL、ハイスピードシンクロ対応の送信機「X1T」

Godoxのマニュアル送信機「XT16」

ヨドバシでKPI取扱の国内正規品が買えますが送受信器のセットになります。(受信機は旧型のストロボV850、V860専用で、他には流用できません。)
※ほとんどのメーカーのカメラでMモードを使えます。TTLは使えません
 以下リンクは並行輸入品(技適マーク無し)です。

技適について(補足)

総務省の電波利用ホームページの中に、「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」というページがあります。
ここでGodoxと検索したときに、A1がリストに表示されないのですが、理由を確認しました。

A1の技適番号はR211-170701、最初の2が海外の証明機関による番号らしく、リストへの反映に時間がかかるそうです。
211の次の17は2017年の意味で昨年の申請。
実際にGodoxが2017年10月16日にA1について申請していることが確認できました。

※補足

Godoxの無線機器内蔵のストロボや送受信器は、Godox自体が認証を受けているのですが、並行輸入品の中には技適マークが貼られていないものも実際にはあるのです。例えばXT16。
なので、今のところそのあたり注意して購入する必要があります。


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